禅宗寺・禅を知る(14) 禅宗3宗派以外の坐禅(2)
先日は顕教の おおもとの天台宗でも坐禅をするというお話しをさせて頂きました
今日は天台宗の坐禅についてお話し致します
曹洞宗は只管打坐(しかんたざ)
臨済宗は印可許状(いんかきょじょう)でした
さて 天台宗は何を悟りの根本にしているのでしょうか
天台宗は摩訶止観(まかしかん)に徹する事を
本分としているようでございます
昨日 天台宗の大本山 比叡山延暦寺に電話して坐禅の時 壁を背にするのか また面壁(めんぺき)壁に向かって座るのか聴いてみましたら 坐禅堂の建物が無いようで 「基本的に広い部屋で坐りますので どちらかといえば
壁を背にして坐ります」という応えでした
又、本当に摩訶止観でイイのか「悟りの根本は摩訶止観でしょうか」と尋ねましたら
「そうです」という応えでした
全ての坐禅を知って自分の生き方に生かす事が大事なのでございます
総合28回